ニュースや雑誌などで騒がれている通り、各種コンピュータウイルスによる被害が急増し、社会問題化しています。 現在、流行しているウイルスは、 非常に感染力が強力で、感染したコンピュータが接続されているネットワーク全体に攻撃・感染を試みるため、 被害が拡大するスピードが速く、甚大な被害を被る事例が相次いでいます。傾向として、メールの添付ファイルとして送られてくるウイルスが多く、 ウイルス検知を行わずに実行してしまい、感染してしまった、という事例が報告されています。
本学ではコンピュータウイルスからネットワーク・データを守るため、できる限りの対策を行っています。
早期のウイルス発見・駆除を行うことができるように、コンピュータ教室のコンピュータ全てにウイルス検知ソフトをインストールしています。
コンピュータウイルスは毎日新しいものが発見されています。ウイルス検知ソフトをインストールしているだけでは、 新しいウイルスには対応できません。 本学ではこまめに、ウイルス検知ソフトの更新(ウイルス定義ファイルの更新)を行うことによって、新しいウイルスにも対応できるようにしています。
インターネットからダウンロードされるファイルやメールをスキャンし、ウイルスに感染していないかチェックを行います。 また、ウイルスを検知した際には、データからウイルスの部分だけを削除し、安全な部分だけをダウンロードします。これらの作業は インターネットに接続されているサーバが自動的に行っているため、利用者が意識して操作する必要はありません。
これらの対策をしても、ウイルスの侵入を許してしまう可能性があります。それは「FD などのリムーバブルメディアからの侵入」です。学外のウイルス対策が取られていないコンピュータで利用された FD などから、ウイルスが侵入し、学内のコンピュータに感染してしまう、という可能性は否定できません。また、大学では学外のコンピュータにウイルススキャンを行うことはできませんので、学外から持ち込まれるファイルに対しては、「信用する」しかないのです。
誰でも心がけられるウイルス対策として、以下のことがあります。これだけでもウイルスの被害は減らすことが可能です。
ウイルスに感染してしまった、と思った場合は、そのコンピュータをネットワークから切り離し、 被害の拡大を防ぐようにしてください。また、すぐに情報センターまでお知らせください。